2019年4月の記事一覧

明日から10連休です

 明日から10連休となります。

ただ、この連休中には春季野球大会が行われます。また、インターハイの地区予選が開催され

る部活動もあります。インターハイの地区予選がない部活動でも、連休明けにインターハイの

地区予選があるために、この連休中に練習試合等が多く組まれています。

本校の生徒は約80%が何らかの部活動に入っています。したがって、この連休中もほとんど

の生徒が学校で部活動をしたり他校に行って練習試合をしたりすることになります。

今世間では、教員の多忙化や部活動のやり過ぎが問題となっていますが、本校では学校におけ

る部活動の意義を踏まえながら、生徒の技術力の向上はもちろんのこと部活動を通して学べる

ことを大切にして行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒会総会及び学校家庭クラブ総会

今日、生徒会総会及び学校家庭クラブ総会が行われました。

平成31年度生徒会会計予算や平成31年度学校家庭クラブ事業計画などが、歯切れの良い議長の下で

審議され、全ての議案が承認されました。

こういった集まりの時に本校生の態度の良さにいつも感心します。

下の写真からも分かってもらえるのではないでしょうか。

継続は力なり

今日の午前中、教育関係の雑誌を読んでいたら、「教員は生徒に継続することの大切さを良く唱える

が、教員自身はどうなのか。」、といった記事があった。記事を書いた方も何かを始めても、三日坊主で

終わることがしばしばだ、とあった。

私自身も振り返ってみると、三日坊主で終わったものから継続してやっているものまで様々だ。しか

し、継続しているものは次のようなものだ。例えば、朝の散歩だ。これは、朝、早く起きて歩くことが

頭と体のリフレッシュとなり、一日を快適に過ごすことになるきっかけになる、と実感できているから

だ。また、NHKの語学講座を聴くことだ。これは、毎日の講座で新たな発見がいっぱいあり、私の知的

好奇心をいつも満足させてくれるからだ。

以上のことを考えれば、自分にとって意味のあるものでなければ継続は難しいのだと思う。教員が生徒に

継続の大切さをいくら唱えても、そのことが生徒にとって全然意味がなければ三日坊主で終わってしま

うのは当然なのだろう。

生徒にとって意味のあるように継続を唱えられるかどうかが、教員の力量になってしまうのでしょう

か。

 

 

面接週間

先週の18日から今週25日まで面接週間です。

本校では、昨年度まではこの面接週間を設けていませんでしたが、今年度から4月と10月に面接週間

を設けることとしました。

昨年度までももちろんクラス担任と生徒との面接は行っていましたが、面接週間を設けることで担任と

生徒がじっくりと話をする時間を確保したいと考えています。進路や学校生活のことなど話すことはた

くさんありますが、この面接を通して一人ひとりの生徒理解に努めて行きたいと思います。

私の理想とする学校は、各クラスはもちろんのこと学校全体が明るく落ち着いた雰囲気になっていて、

教員と生徒がお互いに信頼し合っていることです。

そのためには生徒と教員との心の通じ合う会話が何よりも大切です。この面接週間の間も生徒と教員と

の心の通じ合う会話が交わされていることを願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

進路(その2)

 先週、進路の話をしましたが、目指す大学を日本の大学に限定する必要はないと思います。海

外の大学に高校から直接行くこともできます。本校からも一昨年度、アメリカの学校に進学し

た生徒が1名います。私は、本校からもこのような生徒が今後も出てくることを期待していま

す。

下記の写真は私が通っていた大学の写真です。私は10代ではアメリカの大学に行くことがで

きませんでしたが、39歳から40歳にかけての1年間、アメリカの大学で学ぶ機会に恵まれ

ました。

この時には、最先端の英語教育を学ぶことができたと同時に、様々な考えを持つ人達の中で勉

強をし生活をすることで、学ぶことがたくさんありました。そこで学んだことは、後の教員生

活の様々な場面で活かされていると思います。例えば、様々な考えを持つ人をいかに受け入れ

まとめて行くかなどは、私がクラス担任を持っていた時にとても役立ちました。

生徒の皆さん、海外での学びも選択の一つとして考えてみてください。

 

   ジョージタウン大学     私が勉強場所にしていた廊下

登下校時の交通マナー

最近、本校生の登下校時の交通マナーのことで2件のお叱りの電話がありました。

1件目は、登下校時に2列3列になって歩き道路を塞がないでほしい、というものです。

2件目は、本校前のバス停でバスを待っている生徒たちの話声がうるさい、というものでした。

もちろん本校では生徒たちに、交通マナーを含めて、正しい行動がとれるよう、日々の教育活動で指導

を行っています。ただ、それが全生徒に完全に浸透しきれていないのが実情です。

しかし、交通マナーを守らないことは、生徒の事故にもつながる重大なことですので、本校生全員が交

通マナーの大切さを認識し正しい行動が伴うように、一層指導を強化していきたいです。

 

 

 

 

 

自転車安全利用モデル校

今年度、本校が自転車安全利用モデル校に指定され、本日校長室において、いわき中央警察署常磐分庁

舎所長より、本校生徒会長の本海希一君に指定書が手交されました。

本校には、通学に自転車を使っている生徒が約90名います。全員が事故に遭うことなく安全に運転を

してほしいです。

もちろん、自転車を運転しながらのスマフォ利用やヘッドフォンで音楽を聴くなども止めてほしいで

す。

生徒たちには、自転車により被害事故に遭うこはもちろんのこと、時には重大な加害事故にもつながる

ことを十分に認識できるよう指導して行きたいです。

 

本を読もう

本校では生徒の皆さんに少しでも本に親しんでもらいたいという願いから、下記のように廊下に推薦図

書のコーナーを設けています。今話題の本から古典まで様々な本が紹介されています。

今月は、紛争下で性暴力と闘ったイラクのナディア・ムラドの壮絶な境遇を綴った本などが紹介されて

います。彼女は2018年にノーベル平和賞を受賞しています。

是非、読んでみてください。

このコーナーでは紹介されてはいませんが、私は最近、「子育ての知恵」という本を読みました。もう

子育ては終わった私ですが、とても面白い内容だったのでその一部をここで紹介します。

養育環境として家庭が整っているかどうかの8つのチェック項目があります。

(1)日常生活で、多様な人とかかわっている

(2)親とのかかわりが、情緒的・言語的な応答性に富んでいる

(3)制限や罰を与えない

(4)自主性を尊重している

(5)子どもに見合った物的な刺激がある

(6)外出や外部社会に触れる機会がある

(7)安全な物理的環境が整備されている

(8)育児を支援する人がいる

これが面白いと思ったのは、この8つのことは学校にも当てはまると感じたからです。

例えば、(2)の親とのかかわり教員とのかかわりに置き換えることができます。(4)の自主性を

尊重することは学校において、とても大切なことです。(5)の子どもに見合った物的な刺激は、生徒

見合った知的刺激と置き換えることができます。

私は読んだものを何でも自分の仕事と結びつける癖がありますが、読むことで何らかの”気付き”を体験

させてくれるのも読書の楽しみの一つかもしれません。それは日常生活で当たり前に思っていることを

確認するだけかもしれませんが。

クラス担任

8日の入学式から今日で10日が経ちました。

本校の新1学年担任6名は240名の素晴らしい新入生に囲まれて、毎日活き活きと仕事をし

ています。

ところで、私たち教員はクラス担任を持ち3年間生徒と苦楽を共にすることに、教師としての

遣り甲斐を感じています。それぞれのクラス担任は、新入生の一人ひとりが希望に胸を膨らま

せて入学してくるのと同じように、自分のクラスは「活気のあるクラスにしたい」とか「勉強

に一生懸命に取り組むクラスにしたい」等の目標を持ちながら希望に胸を膨らませています。

クラス担任は40人もの生徒を相手にするので、一人ひとりの生徒となかなか向き合えない、

と良く言われることがあります。多忙化が叫ばれている中で確かに生徒と向き合う時間が少な

くなっているのが現状です。しかし、ちょっとした心がけ次第で、私は、生徒と向き合う時間

を有効に活用できると考えています。

例えば、朝のホームルーム時の挨拶などです。クラス担任が笑顔であたかも一人ひとりの生徒

と挨拶を交わしたようにすれば、それも十分に生徒と向き合う時間になっていると思います。

また、清掃時に一緒に清掃しながら何気ない会話を交わすことも、生徒と向き合う時間になる

と思います。

本校の先生方は、皆さんが湯本高校で学べて良かったと思えるようなクラス経営をしてくれる

と思います。安心して学校生活を送ってください。

 

 

第71回福島県春季弓道大会

第71回福島県春季弓道大会で本校の郡司拓明君が準優勝に輝きました。

おめでとうございます。

まもなくインターハイの地区予選も始まります。活躍が期待できそうです。

English Corner

本校の廊下にはイングリッシュ・コーナーがあります。

本校常駐のALTのフォークナー先生が、今話題のものなどを題材にして作成しています。

今は、小惑星探査機「はやぶさ2」が今年の2月22日に、小惑星「りゅうぐう」に着陸した

ニュースを題材にしたものなどが掲示されています。

「小惑星」は英語で"asteroid"です。「着陸する」は"land"です。

Japan's hayabusa 2 spacecraft has successfully landed on the surface of the asteroid ryugu~.

                                                                                   "Scientific American" より抜粋

また、フォークナー先生が岩手の「鉛温泉」に行った時の写真が掲示されています。

The water is 1.25 meters deep. You can stand up in the water.

"deep"は「深さ~」という意味で使うことができるんですね。

このコーナーをきっかけにして、英語の身近な表現を学んでほしいです。そして、英語をもっ

と勉強しようとする気持ちにもなってほしいです。

Thank you, Faulkner-ensei. We are enjoying "English Corner" you create. 

We hope you will create attractive "English Corner." 

 

進路

今日の3時限目の時でした。

3年生の美術選択の生徒が4名、南校舎前の花壇の所で花をスケッチしていました。

私がその生徒たちの所に行ってスケッチしたものを見ていると、生徒の一人が私に話しかけてきまし

た。

その生徒は自分の進路のことで悩んでいたからでしょうか、突然私に「先生はどこの大学を出ているん

ですか。」、と聞いてきました。

私が「〇〇っていう校歌で有名なところだよ。」、と答えると、その生徒は「〇〇大学はものすごく頭

の良い大学ですよね。」とか「大学に入るために一日何時間勉強したんですか。10時間以上はやりま

したか。」とか「私は無理ですよ。」などと言ってきた。

〇〇さん、無理なことなんてありません。高い目標を持ちそれに向かって努力することです。無理だと

決めつけて努力しなければ目標を達成することはできません。目標が高ければ高いほど、より努力が必

要になってきます。頭の良しあしではなく、絶対に〇〇大学に合格したいという強い気持ちを持つこと

です。

〇〇さん、頑張れ。

英語でわからないことがあったら、いつでも聞きに来てください。

 

 

 

 

 

 

新入生、早く学校生活に慣れてください

月曜日(8日)に入学式が行われ、新入生が入学して今日で5日目となります。

新入生の皆さんは期待に胸を膨らませながら学校生活を送っていると同時に、毎日が緊張の連続でかな

り疲労がたまっていることと思います。

今週の予定を振り返ってみると、

 月曜日 入学式

 火曜日 対面式、部紹介、写真撮影 等

 水曜日 学年集会、LHR 等

 木曜日 学力テスト 等

 金曜日 部活動編成 等

たくさんの行事が詰まっていました。しかし、どれも今後の学校生活を有意義にしていくために必要な

ものです。

早く学校に慣れて、湯本高校の生徒としての自覚を持ちながら、学習に部活動に学校行事に一生懸命に

取り組んでください。皆さんの溢れるエネルギーが有効に活用され、一人ひとりが満足のいく高校生活

を送れることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

大学入学共通テスト

2020年度から導入される「大学入学共通テスト」についての説明会を、全生徒を対象に実施しまし

た。

これは英検やTOEFL等の民間の資格検定試験の結果を、大学入試共通テストの英語の試験として導入さ

れるものです。生徒たちは国立大学協会が認定した八種類の検定試験の中から試験を選択し、受験する

ことになります。

本校では英検(日本英語検定協会)とGTEC(ベネッセコーポレーション)を受験することにしまし

た。

理由は受験料(検定試験によっては1回の受験料が1万円以上かかるのもある)や生徒の受験し易さ

(英検は生徒たちが今まで受験したことがある)などからです。

英語検定試験の導入は英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)を適切に測るためのものです。本校で

は昨年度まで英語科が設置されていたこともあり、従来から4技能をバランスよく伸ばす英語教育が実

践されています。新しい制度に慌てることなく、今までの指導方法をより強化する形でやっていきたい

です。

 

部活動紹介

昨日(9日)、新入生を対象とした部活動紹介が行われました。

吹奏楽部の演奏から始まり、フラダンス部による踊りまで全部で25の部や同好会の紹介がありまし

た。

剣道部は怪しい(妖艶な)雰囲気をただよわせながら、しっかりと剣道の素晴らしさをアピールしてい

ました。また、合唱部は綺麗な歌声を披露し体育館全体を明るく包んでくれました。最後のフラダンス

部の踊りには生徒全員が魅入っていました。

どの部活動からも生徒たちの活気が感じられ、今年一年間、生徒たちの活躍が期待できそうです。

新入生も部活動に加入し、自分の力を磨くとともに部活動をとおして良き人間関係を育んでもらいたい

です。

 

 

トレンディレシピ賞

第8回東日本高校生レシピコンテストで本校の澁谷さんが、トレンディレシピ賞を受賞しました。

おめでとうございます。

今年度も本校家庭クラブの活躍が楽しみです。

第95回 日本選手権水泳競技大会

第95回日本選手権水泳競技大会で本校卒業で日本体育大学4年の寺田拓未君が、200メートル・バ

タフライで2位となりました。

残念ながら世界選手権の代表とはなりませんでしたが、優勝した瀬戸大也選手の次となる素晴らしい泳

ぎでした。

今後の活躍も期待できそうです。後輩たちが応援しています。頑張ってください。

平成31年度1学期始業式 校長の話(骨子)

〇 新年度を迎えて皆さんは、これからの1年間をどう過ごそうかと期待に胸を膨らませていることと

  思います。

〇 新学期が始まるにあたり大きく三つのことを話します。どれも当たり前のことですが。

〇 一つは、「今を大切にして学校生活を送ってください」、ということです。

  ・授業でも部活動でもなんでも、今取り組んでいることに真剣に向き合いましょう。

  ・そういった現在の真摯な取り組みが、1年後2年後の進路希望の実現等で実を結ぶことにつなが

   ります。

〇 二つ目は昨年度この始業式で話したことです。

  ・学ぶことにより、良き変容を遂げること

  ・お互いに尊敬される存在になること

  ・ルールを守ること

〇 三つ目は「生と死」について考えることです。

  ・話の中で志賀直哉の「城の崎にて」の次の一節を引用しました。

   「生きている事と死んで了っている事と、それは両極ではなかった。それ程に差はないような気

    がした。」

  ・普段から生について死について考えてみることが大切です。

〇 では、有意義な1年としてください。

   

 

輝きたい

生徒昇降口の所に、美術部の生徒の作品が掲示されていたので写真に収めました。

この作品は、第46回いわき市民美術展覧会で「いわき市文化協会会長賞」を受賞しました。

作品のテーマは「輝きたい」です。

輝く星にもう少しで手が届きそうですが、なかなか届きませんね。複雑なジレンマも表しているのでし

ょうか。