2019年10月の記事一覧

私の仕事 ~緒方 貞子~

「私の仕事」、これは先日、92歳で亡くなられた緒方貞子さんが2002年に出版した本です。

皆さんご存知のように緒方貞子さんは国連難民高等弁務官として、難民問題の解決に取組み、国際社会

において真のリーダーシップを発揮された方です。

この本の中で緒方さんは、「世界へ出ていく若者たちへ」と題して次のことを述べています。

 ① 人間は仕事を通して成長していかなければなりません。その鍵となるのは好奇心です。常に問題

   を求め、積極的に疑問を出していく心と頭が必要になります。

 ② 私は、国の内外を問わず、自分で歩いてみることを、若い世代にすすめます。

 ③ 若い世代に申し上げたいことは、国際社会で言葉はとても大切だということです。しっかりした

   言語能力がなければ、実のある活動はできません。

また、緒方貞子さんが、クルド難民からアフガン難民問題にとどまらず貧困問題など様々な困難に、現

場主義を貫きながら果敢に解決に向けて取組んでいたことが、この本を通してわかります。

世界で何が起きているのかを知る意味でも、機会があったら「私の仕事」を読んでみてください。

 

 

学校評価に関するアンケート中間評価

昨日、令和元年度学校評価に関する中間アンケート結果をホームページにアップしました。

授業、部活動、進路指導等の教育活動の中心となる事柄について、「十分評価できる」と「大体評価で

きる」を併せると80%以上となり、概ね本校の教育活動が高い評価を受けています。

特に、「心身ともに健康な生活を送るために先生方は親身に相談に乗ってくれていますか。」について

は、生徒及び保護者ともに約90%が「十分評価できる」と「大体評価できる」と回答しています。本

校の先生方が生徒を第一に考えて教育活動を行っている結果だと思います。

ただ、この項目は100%にすべきだと、私は考えています。全ての生徒に、本校の先生方は親身にな

って相談に乗ってくれている、と評価してもらえるようにしていきたいです。

また、ホームページに掲載していませんが、自由記述においては様々な意見・要望が寄せられました。

保護者の方々からは、本校の教育活動に対する多数の温かい言葉をいただくと同時に、本校での指導に

ついての疑問や改善を望む点についてのご指摘を受けています。ご意見を真摯に受け止めより良い教育

活動を行っていきたいと思います。

 

 

 

良いこと 悪いこと

昨日、外部の方から2本の電話をいただきました。

一つは本校の生徒への感謝の気持ちの電話でした。

本校の生徒が台風19号で被災された方の家の片づけ等を手伝ってくれた、とのことです。人手も足り

ず重い荷物を運ぶことができない状態だったので、若い生徒たちに助けてもらい、本当にありがとうご

ざいます、と話されていました。

もう一つは苦情の電話です。

これは、学校近くのねずみ坂を2列とか3列になって歩いているので、車が通るのに邪魔になる、とい

うものです。道路も狭くカーブしているので、生徒たちが一列で歩いていても車を運転している方の迷

惑になることがあるのかもしれません。

生徒たちの安全にかかわることですので、通学マナーについては学校でしっかりと指導して行きたいで

す。

生徒の活躍(陸上部 剣道部)

24日(木)に猪苗代町で行われた第37回県高校駅伝競技大会に、本校の女子陸上部が参加しまし

た。

東日本大震災以前は同競技に参加していましたが、震災以降は参加していませんでしたので久々の参加

でした。

結果は23チームの内16位でした。上位には入れませんでしたが、走者一人ひとりが力を出し切った

ようでした。

また、来年に向けて頑張ってください。

     本校は右から4番目です

27日(日)に会津若松市で行われた県高校新人体育大会の剣道競技(女子)で本校の安藤さんが、8

位となり優秀選手賞を頂きました。おめでとうございます。

これからも練習を積み重ねて、さらに上位を狙ってください。

ミリオンバンブー

華道部の生徒たちは毎週水曜日に活動していますが、いつも校長室用の生け花も制作します。

今週はミリオンバンブーを使った珍しいものだったので写真に収めました。

ミリオンバンブーは開運竹とも呼ばれ、台湾や中国では縁起の良いものとして、昇進やお祝いの贈り物

としても使われているそうです。

本校では現在3年生が、国公立大学を始めとして専門学校等のAO入試や推薦入試に挑んでいるところで

す。

全ての生徒がこの別名開運竹にあやかり合格を勝ち取ってほしいです。

 

 

タニタごはんコンテスト

今年も本校家庭クラブは、「タニタごはんコンテスト」に参加して来ました。

昨年度のように最優秀賞とはなりませんでしたが、いわきの郷土食や農産物の素晴らしさを活かした料

理を企画しプレゼンテーションをして来ました。

入賞は逃しましたが、コンテスト参加に向けて生徒たちは多くのことを学ぶことができました。今後の

様々な活動に十分に活かされるものと思われます。

サッカー部 4回戦進出

22日(火)にJ・ヴィレッジで行われた県高校サッカー選手権大会において本校サッカー部は、安積

黎明高校に4対1で勝ちました。

よこなぐりの雨と会場近くの風力発電の風車が勢いよく回っているような最悪のコンデションでした

が、本校の生徒たちは最後まで集中力を切らすことなく試合を進めていました。

今週の土曜日にはJ・ヴィレッジで帝京安積高校とベスト8をかけて試合が行われます。

頑張ってください。

 

 

 

生徒の活躍

 18日(金)に青森県で行われた第27回東北高等学校新人水泳競技大会で、和知さんが女子100メ

ートル自由形で第1位、50メートル自由形で第3位となりました。

おめでとうございます。

南くんは男子100メートル自由形で第6位となりました。

おめでとうございます。

また、20日(日)に新潟県で行われた第22回全国「花嫁人形」合唱コンクールで、本校合唱部が奨

励賞をいただきました。副賞として米一俵(60キロ)もいただきました。

おめでとうございます。

過去最多

昨日、文部科学省から昨年度の子どもの自殺数が発表されました。

自殺した児童生徒数は332人で、前年度より82人増加しています。332人の内、高校生は227

人で約7割を占めています。

本校で700名余りの大事なお子様を預かっている身としては、この高校生の自殺者数の多さに驚きを

禁じ得ないと同時に、本校の生徒たちは大丈夫だろうかと、とても心配になります。

高校生という多感な時期に、生徒たちは友人関係や進路のことなど様々な悩みを抱えています。そのど

れもが生徒たちにとっては大きな問題です。

本校では、そんな生徒の悩みに寄り添うことができる教員集団でありたい、と思います。

 

 

感謝状

平下平窪に在住の方から感謝のはがきをいただきました。

台風19号の被害を受け片づけをしていたら、本校の生徒たちがキビキビと手伝いをしてくれた、との

ことです。

はがきに記されている感謝の言葉から、生徒たちの献身的な行動が目に浮かぶようです。

私も生徒たちの献身的な行動に感謝します。