2018年12月の記事一覧

今年最後のブログ

岡山県の倉敷市立真備陵南高校からお礼の気持ちを頂きました。

これは本校の家庭クラブの生徒が7月の西日本豪雨の後に、少しでも被災された方々のお役に立てれ

ば、とフラワーセラピーを作成して送ったことによります。

真備陵南高校の生徒は現在仮設校舎での生活を余儀なくされています。そんな中で本校の生徒が作った

フラワーセラピーが生徒の皆さんの心の癒しになっている、とのことです。

本校の生徒たちの復旧・復興を願う気持ちが、真備陵南高校の生徒の皆さんに伝われば、と思います。

 

良い年でしたか?

 今年は多くの生徒の活躍と成長が見られた年でした。

フラダンス部はフラダンス甲子園で全国1位となりました。6月に踊りを観たときにはまだまだの演技

だったのが僅かの期間で急成長しました。

家庭クラブは「タニタのごはんコンテスト」で全国1位となりました。普段から新たなことに積極的に

挑戦しようとする姿勢が実を結びました。

吹奏楽部は全国大会に3年連続で13回目の出場を果たしました。地区大会から県大会へそして東北大

会へと次第に演奏が上手になって行くのが素晴らしかった。

弓道部(女子)は6月に行われた東北大会の団体戦で2位となりました。日頃の地道な練習が実を結び

ました。

野球部は夏の大会で4位となりました。堅い守りとチャンスに強い打撃により上位まで進出しました。

来年は優勝です。そして甲子園です。

バレーボール部(女子)は久々にFTV杯に出場しました。バレー部全員の明るく物怖じしない性格が良

い方向に向かいました。

ESS部は英語ディベート大会で2位となりました。日本語で議論するのも難しい論題に英語で立ち向か

う姿はとてもカッコ良い。

合唱部は第21回全国花嫁人形合唱コンクールで2位となりました。副賞として「米俵一俵」を頂きま

した。

その他、個人種目では陸上部や水泳部が東北大会や全国大会で活躍しました。

また、今年は3年に1度の文化祭があり、クラスや学校全体が一つになり、様々なものを創りあげるこ

とができました。その過程で生徒一人ひとりが多くのことを学ぶことができたのではないでしょうか。

私は、本校で学んでいる生徒全員が各々の力を発揮し充実した学校生活を送れた、と思いたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

年の瀬ですが

ソフトボール部(女子)では部員を募集しています。

現在、2年生5名、1年生2名の7名で活動しています。ソフトボールの指導に情熱を注いでいる顧問

もいます。

この冬の期間には体力作りと基本の習得に努め、来年度に開催される各種大会での上位進出を目指して

います。

昨日私も生徒と一緒に1時間30分程度練習をしてきました。「打って」、「走って」、「捕って」

とソフトボールは楽しいスポーツです。

是非、本校のソフトボール部に加入してください。

生徒に代わって加入のお願いでした。

教職員の「心の病」

今日の朝刊に次のような記事が出ていた。

2017年度に「心の病」で休職した全国の小中高などの教職員数は5077人。過去10年間は毎年

5千人前後で推移している。

これは、教職員の長時間勤務等の多忙化も大きな原因なのだろう。また、クラス担任や部活動顧問をし

ている中で、生徒との関係が上手くいかなくなり心労が積み重なったことなどが原因となっているの

かもしれない。

こういった記事を読むと私は、昔自分がクラス担任をしていた時のことを思い出す。

それは女子だけ40人のクラスであった。入学当初は生徒と私との関係は良好であったが、あることを

きっかけに夏休みごろから数名の生徒との関係が険悪になった。そして木枯らしが吹くころになると、

クラスの生徒全員を敵に回すような関係となっていった。こうなると教室に向かう足取りも重くなり毎

日が苦痛であった。

そのうち何とかなるだろうと思って過ごしていたが結局どうにもならなかった。しかし、2年生の秋に

行われた修学旅行が雪解けムードを演出し、秋以降からは友好な関係を築けるようになった。その後

はそれまでの反動からか、クラス担任と生徒との強い結び付きを感じながら卒業式を迎えることができ

た。1年間に及ぶ自分の指導力不足に悩む日々がウソのようだった。

今考えると、生徒との険悪な関係がもう少し続いていたら私も「心の病」で休職していたかもしれな

い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬季課外授業(英語)

先ほど課外授業の様子を見に行ったら、1年生の英語の授業では「仮定法」についてやっていました。

先生はOHPを使いながら、私たち日本人の英語学習者が最も苦手としている文法項目を丁寧に説明して

いました。

私は仮定法をマスターする一番の方法は、仮定法の決まりを押さえたら、仮定法が実際に使われている

英文をたくさん読み仮定法に慣れることだと思います。

例えば、私が今読んでいる本の中には次のような表現が出てきます。

 Unlike the haphazard My Lai massacre, the Srebrenica killings were a protracted and well-organised

    operation that reflected Bosnian Serb policy to 'ethnically cleanse' Bosnia of Muslims. If the Bosnian

    Serbs had had killer robots in 1995, it would likely have made the atrocity worse rather than better. 

このような英文に出会えばボスニヤ・ヘルツェゴビナで起きた凄惨な内戦について思い出すことはもち

ろんのこと、仮定法過去完了の英文についての理解も深まるのではないでしょうか。

皆さんはスマートフォンを使うと世界の様々なメディアにアクセスできます。英語の勉強の一環と

してアクセスしてみたらどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が持っているものを大事に

アメリカの雑誌「Time」でコメディアンの渡辺直美が、「ネット上で最も影響のある25人」に選ばれ

た。彼女はインタビューの中で次のように語っている。

 "I want to tell people to love themselves as they are. I want them to treasure what they have --- that's

how I gained confidence."

(ありのままの自分を愛して欲しい。自分が持っているものを大事にしてほしい。私はそうやって自信

 を得ました。)

世間一般から見れば短所(太っている)と思われがちなものを長所に変えて人気コメディアンとなった渡辺直美

らしい言葉ですね。

ありのままの自分を愛し、自分が持っているものを大事にして人生を送りたいですね。そして自分を生

んでくれた両親に感謝したいですね。

 

 

今日から冬季課外です

今日から27日(木)まで5日間の冬季課外です。

1年生は国語、数学、英語の課外が行われ、全員が参加しなければなりません。

2年生は国語、数学、英語、化学の課外が行われ、進路希望に応じて受講することになります。

3年生は進路希望に応じて、世界史や化学等様々な科目を受講することになります。期間も1月8日

(火)までの9日間になります。

また、3年生においては大学受験に向けての個別指導が職員室や教室で行われています。

3年生においては、悔いのない勉強をして目標の大学に合格してほしいです。吉報を待っています。

 

2学期終業式 校長の話(骨子)

〇 まず、今、部活動関係で表彰を受けた皆さんおめでとうございます。

  2学期も皆さんの部活動での活躍が多く見られました。

  吹奏楽部は全国大会に3年連続で出場し、今年で13回目となります。

  家庭クラブもタニタごはんコンテストで全国1位となるなど活躍しています。

  今、表彰はされませんでしたがバレーボール部の女子はFTV杯に出場するなど頑張って 

  います。

〇 私からお願いが二つあります。

〇 一つは朝自習についてです。

  朝自習はそれぞれのクラスできちんと取り組んでいると思います。

  しかし、先生方の指導の下に実施されているのが現状です。先生がいればきちんとやる

  が、いなければちょっと気を抜いた状態になっています。

  本校で自習時間を設けているのは、授業に集中して臨めるように橋渡しをするためや、毎

  日の積み重ねが大きな力となり、一人一人の生徒の学力向上につながると考えているから

  です。

  是非、その朝自習を先生がいなくてもできるようにしてください。

〇 二つ目は学校で何件か起きている盗難についてです。

  残念ながらこの学校において物がなくなることがあります。そして残念ながら校内の誰か

  がその原因となっていることを疑わざるを得ません。

  人の物を盗ることはその物に付随している価値をも奪うことになります。例えば、時計を

  盗られた人にとっては、その時計にまつわる思い出も含めて奪われたことになります。

  人の物を盗るのはやめてください。

〇 3年生は追い込みの時です。最後まで粘り強く勉強をして合格を勝ち取ってください。

〇 1・2年生については、4月からの学校生活を振り返り、できるようになったこと、まだ

  できないことなどを確認してください。そして、新年を新たな気持ちで迎えて1月に良い

  スタートがきれるようにしてください。

生徒の活躍(その2)

バレーボール部(女子)が新人戦いわき地区大会で2位となりました。

予選リーグは1位で通過し決勝リーグに臨みましたが、磐城一高の壁は厚く負けてしまいまし

た。

来年の1月にいわきで県大会が開催されます。持ち前の粘り強さを発揮して、上位に進出しても

らいたいです。

生徒会及び家庭クラブ選挙 校長あいさつ(骨子)

〇 生徒会規約の第1章総則の3条に次のようにあります。

  本会は会員の自主的活動により校風の樹立昂揚につとめ理想的自治の完成を期することを

  目的とする。

〇 生徒会及び家庭クラブは、皆さんによって組織されている自治組織です。

〇 この組織を使って学校を変えていくことができます。

〇 この自治組織を上手く動かすことにより、いろいろな可能性が広がります。

〇 今日の生徒会及び家庭クラブ選挙を前にして、自治組織としての生徒会及び家庭クラブに何

  ができるか、皆さん一人ひとりが考えてほしい。

   

生徒の活躍

先週末も様々な大会が開催され、本校の生徒たちの活躍が見られました。

まず、家庭クラブは「東北ブロック高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会」で優秀賞(2位に

相当)となりました。残念ながら最優秀賞を獲得し全国大会への出場とはなりませんでした

が、NEW FOOD カジキを食材とした商品開発をとおして復興・地域創生を図る活動が評価

されました。

バレーボール部(男子)は、新人戦のいわき地区大会で3位となりました。

剣道部は高校選抜優勝大会において団体戦で男女とも3位となりました。

どの部活動もこれからも練習を積み重ねて、さらに上位を目指してください。

   

大学入試の前半戦が終了

大学入試の前半戦が終了しました。

本校においては、推薦入試やAO入試等で、国公立大学は茨城大学や福島大学、私立大学は駒沢

大学や神奈川大学等に合格しています。

来年の1月の大学入試センター試験(19日(土)、20日(日))から後半戦が始まりま

す。

本校の生徒たちにはこの追い込みの時期を大切にして、しっかりとした実力を付けてもらいた

いです。

そして、生徒たち全員が第一志望の大学に合格できることを願っています。

 

地理研究の授業

地理研究の授業でプレゼンテーションが行われました。

テーマは各国の地理的観点から経済や産業等をまとめることです。

ブラジルのことを発表したグループからは、ブラジルの自然資源を活かしたバイオマス燃料計

画や2000年以降は畜産大国となっていることなどの発表がありました。

とても示唆に富む内容でした。説得力のある話し方でプレゼンの仕方も良かったです。

 

Every wall is a door.

昨日、英語を勉強していたらこの言葉に出会いました。

アメリカのRalph Waldo Emersonの言葉です。

「一つ一つの壁がドア」だなんて良いですね。これならどんな障壁も乗り越えられそうですね。

高かろうが、厚かろうが、重かろうが、壁がドアだと考えれば開けることができるんですね。

様々な困難に直面したとき思い出したい言葉です。

日米の本屋の違い

日本の本屋に行くと必ず受験用の参考書のコーナーがある。大学受験を中心とした多種多様な

参考書や問題集が置いてある。あまりの多さに、自分に適した一冊を選ぶのに多くの生徒たち

は苦労するのではないだろうか。

一方、アメリカの本屋にも参考書や問題集は置いてあるが、日本と比べるとかなり少ない。参

考書や問題集のコーナーを探すのが大変なくらいである。これはもちろん大学受験を考えてい

る生徒たちの参考書や問題集に対する需要がないからである。

この違いは日本とアメリカの入試制度の違いから起きている。

アメリカで大学に入学するためにはSAT等のペーパーテストを受験しなければならない。しか

しこのテストの比重は高くはなく、高校の調査書、エッセー、スポーツや校外活動の実績等を

総合し合否を決めている。

日本では2020年度大学入試から大学入学共通テストが導入される。調査書の記載内容も変

更となり高校時代の様々な活動実績を記載するようになる。そして、合否の判定において今ま

で以上に活用されることになる。

その時に日本の本屋の受験コーナーはどうなるだろうか。

もちろん、受験コーナーには新制度に対応した参考書や問題集が今まで以上に並ぶことになる

だろう。もしかして、日本人は世界一、受験や資格試験が好きな国民かもしれません。

 

 

 

8日(土)、9日(日)の生徒の活動

先週末は様々な大会があり本校の生徒たちも参加して来ました。

合唱部、バスケットボール部、吹奏楽部、卓球部、テニス部、弓道部、陸上部がそれぞれの大

会に参加して来たようです。

また、フラダンス部は東京・品川で開催されたフェスティバルに招待され、演技を披露して来

ました。

今朝の職員打ち合わせでは、教頭から各大会での主な成績の報告がありました。6日(木)ま

で期末考査があり練習不足のためか、力をあまり発揮できなかった生徒もいたようです。

今年も残すところあと僅かとなりました。一人ひとりの生徒が充実した学校生活を送れること

を願っています。

 

明日は12月8日

私がアメリカに留学してい時にアメリカ同時多発テロ(9・11)が起きました。

その時に新聞やテレビでテロと一緒に報道されたのが、日本による真珠湾攻撃(1941年1

2月8日)でした。ニューヨークタイムズ等の主要紙では1面で日本軍によるアメリカ軍基地

への奇襲攻撃の写真が掲載されていました。マスメディアでは、テロの首謀者であるオサマ・

ビンラディンと当時の日本の総理大臣である東條英機を比較して扱っていました。

この事件はアメリカにとって、約60年前の真珠湾攻撃を呼び起こすものだったのです。

この時以来、12月8日は私にとって、当時世界中を震撼させたテロリスト、オサム・ビンラ

ディンを思い出させる日ともなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きりたんぽ鍋

家庭科の実習で作った「きりたんぽ鍋」を、1年3組の生徒たちが私のところまで持ってきて

くれました。

鍋は私の好きな食べ物の一つです。昼ごはんの時に温め直して食べたいと思います。

(校長室はダシの良い香りが充満しています。)

1年3組の生徒たち、どうもありがとう。

修学旅行の思い出

 今日、9月に四国や九州に行った修学旅行の写真をいただきました。

生徒にとって修学旅行は高校生活の良き思い出となるのように、私にとっても良き思い出とな

ります。

私自身校長になってから今年で7年目になりますが、今まで5回修学旅行に行きました。シン

ガポールや沖縄等にも行きましたが、今、それぞれの修学旅行で楽しそうにしていた生徒たち

の顔が浮かんできます。

学校には修学旅行ばかりでなく様々な行事があります。それらの行事が生徒たちの良き思い出

となるようにして行きたいです。

ある人が、「良き思い出をたくさん持っている人は堕落しないものだ。」、と言っているのを

聞いたことがあります。わかるような気がします。

 

最後まで学習に集中しよう

 今、三年生はとても不安な時期です。AO入試や推薦入試を受験しその結果を待っている時だ

からです。合格すれば一安心となり、今までの努力が報われたことになります。

しかし、合格したとたんに気が抜けてしまい、学習に対する意欲がなくなってしまう生徒も出

てきます。するとクラスの中で進路が決まった者とこれから受験をする者とでは学習に対する

取り組みに差が出てきます。

すでに合格を勝ち取った生徒の皆さん、合格おめでとうございます。

しかし、高校での学びがもう終わったわけではありません。下の掲示を良く考えてください。

 

2学期期末考査

今朝、校舎前に立っていると、ノートやプリントを持ちながら何かを暗記したり確認したりし

ながら登校する生徒が目立ちました。一点でも多く点数を取ろうと頑張っている現れなのでし

ょう。

「考査などなければもっと快適に学校生活を送れるのに」とか「部活動に専念できるのに」、と考えて

いる生徒も多いと思います。

しかし、考査があることでそれまでに学んできたことをきちんと習得しているか確認したり、足りない

ところは何なのかを確認したりするとができます。学校の定期考査は、学びのペースメーカーです。

作問する先生方も、定期考査毎に様々な工夫を加えながら、生徒の力を適切に測れるように作問をして

います。生徒が受けている問題には、先生方の指導の技が詰まっています。

考査を受けるときには先生と対話をする気持ちで受けてみてください。対話ができるようだとおそらく

良い点数が取れるのではないでしょうか。対話ができるとは先生の作問の意図が分かったことになるか

らです。

 

 

 

 

AED講習会

AED講習会が教員及び生徒が参加して行われました。

本校ではこの講習会を毎年この時期に実施しています。

参加していた教員も生徒も、いざというときに適切に対応できるよう真剣に講習を受けていま

した。

現在、本校にはAEDが保健室と体育教官室に置いてあります。

もしもの時には適切に対応できるように、普段からAEDの使い方や心臓マッサージ等の仕方に

ついて確認をしていきたいと思います。

 

学校賞をいただきました

 第49回全国高校生料理コンクールで学校賞をいただきました。

先週、同コンクールの個人賞についてこのブログにアップしましたが、今度は学校賞です。

生徒の活躍には嬉しい限りです。

今日から期末考査ですが、きっと勉強の方も頑張っていることと思います。