2018年10月の記事一覧

明日(11月1日(木))は学校公開日です

明日(11月1日(木))は、学校公開日となります。

本校では明日の午前中を公開としています。

1校時から4校時までの全ての授業を公開していますので、本校の生徒たちが意欲的に学習に取組む姿を

見て頂ければ、と思います。

なお、校舎内へは職員玄関で受付を済ませてからお入りください。

また、アンケートもありますので本校に対する忌憚のない意見をお寄せください。

 

理科部も地道に活動しています

本校は運動部ばかりでなく文化部もしっかりと活動しています。

本校の理科部は先日行われた、「高等学校文化連盟自然科学部部門いわき支部生徒理科研究発表大会」

で発表をしてきました。

残念ながら最優秀賞とはなりませんでしたが、日頃の研究成果を発表することができました。

大きな賞には届きませんでしたが、今後も常に探究心を持ち研究を続けてもらいたいです。

福島県高校英語ディベート大会

 28日(日)に行われた福島県高校英語ディベート大会において、本校のチームは2位となりました。

今年度のテーマは、”That Japan should legalize voluntary active euthanasia”(日本国は、本人の意思に

よる積極的安楽死を合法化すべきである。是か非か)です。

生徒たちが英語のディベート大会に出るだけでも素晴らしいと感じているので、大会で2位となった生

徒たちを称えたいと思います。

生徒たちは英語ディベートに取組むことで、英語の力はもちろんのこと、思考力や論理力等も鍛えられ

たことと思います。

来年度も生徒の健闘を期待したいです。そして、もちろんディベートをとおして生徒の英語力アップも

期待したいです。

 

研究授業が行われています

 本校では年に2回、教員の授業力の向上を目指して研究授業を行います。1回目は春に2回目は秋に行

います。

今日は本校の若手の英語教員が授業を行いました。

もちろん、オール・イングリッシュで行われました。導入で前時の復習から始まり、展開では英問英答

による各パラグラフのチェックを行いました。その間、ペアワーク等も取り入れられ、生徒たちの言語

活動も活発でした。

こういった授業を受けることで生徒たちは、いわゆる英語の4技能(読む、聞く、話す、書く)をバラ

ンス良く伸ばすことができる、と感じました。

細かい部分での改善点はありますが、これからの福島県の英語教育を支えていく教員として今後が楽し

みな授業でした。

 

高校説明会

現在、各中学校で高校説明会が行われています。本校もいわき市内の29の中学校から呼ばれ、それぞ

れの中学校で本校の教育活動の説明を行っているところです。

今日もいわき市内のある中学校で30分間説明をしてきました。どの生徒も聴く態度が素晴らしく、

今、私の話を聞いている生徒たち全員が本校に入学してほしいな、と思いながら説明をしてきました。

さて、私は高校説明会では、まず始めに本校の特長を3つ話すことにしています。

一つは、本校の校舎は丘の上の木々に囲まれた所に位置しているので、勉強するための自然環境が抜群であること

二つ目は、生徒が素晴らしいこと。明るく素直な生徒ばかりであること

三つ目は、学習指導や部活動指導に長けている先生がそろっていること

 私は、この3つの特長が生徒たちの安全・安心な学校生活につながると考えています。

多くの中学生に本校での学びを体験してもらいたいです。

 

 

 

 

受験勉強は面白い?

10月も下旬となり、本校の生徒たちは目標の大学合格に向けて目の色を変えて勉強をしているようで

す。昨日、9月に行われた模擬試験の結果をみましたが、まずまずの成績のようでした。

さて、受験勉強というと「辛い」とか「大変だ」という捉え方をされますが、私はそんなことはないと

言いたいです。受験勉強も感じ方かもしれませんが面白いはずです。

例えば、受験の国語では有名な思想家、哲学者、文化人類学者等の評論文が出題されます。それらは、

受験の枠を超えて読み物として面白いものが多いです。読みながら「なるほど、そうだよな」とか「こ

んな考えもあったのか」とか感じることが多いと思います。

私の受験の時を振り返ると、模擬試験とか実際の大学入試問題で出題された作品で面白いと感じた作者

の本を購入して読んでいました。加藤周一、山崎正和、山口昌男、小林秀雄等々。

中村雄二郎の「哲学の現在」を読んだ時は、他のことはあまり理解できなかったのですが、次の一節が

妙に頭に残りました。

  「職業や境遇の区別なく私たちの一人一人にとって、思い、考えることと生きることとは、ほと

   んど切りはなすことができない。人間として生きるかぎり、思い、考えることは生きることの

   一部であり、人間として生きている活動そのものであるとさえいえる。」

受験勉強をとおして様々な本を読むようになり、ものの見方や考えを広げ深めることが出来るようにな

ったのでは、と感じています。

偏差値を上げるだけでは面白くありませんよね。学びの幅を広めて受験勉強をしてください。

 

 

 

 

 

 

 

今年度2つ目の日本一

本校の生徒が参加した「第1回ご当地タニタごはんコンテスト」全国大会で、グランプリに選ばれまし

た。大会は、北海道・東北ブロック等の各ブロックの予選を勝ち抜いた15チームで競われました。

料理は、いわきの伝統芸能である「じゃんがら念仏踊り」の歌詞から着想を得て考案されています。

今後はタニタ監修のもと商品化の可能性もあるそうです。

本校では8月に、フラダンス部がフラガールズ甲子園で日本一に輝いていますので、今年度に入り2つ

目の日本一です。本校の生徒が2つも日本一に輝くなんて夢のようです。

これは生徒たちがその能力を遺憾なく発揮していることと、多くの方々の御支援・御協力のお蔭である

と感謝申し上げます。

全日本吹奏楽コンクール

21日(日)に名古屋国際会議場で全日本吹奏

楽コンクールが開催されました。

本校も参加し、全国の吹奏楽強豪校30校の

一校として演奏してきました。

演奏が終わると約3000人の聴衆から割れん

ばかりの拍手があり、生徒たちも力を発揮

できたのかな、と思います。

私は全国の舞台で堂々と演奏している生徒

たちに魅了されました。

全国大会出場にあたっては、多くの方々に

ご支援、ご協力をいただきました。

ありがとうございます。

 

第66回福島県高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会

本日(19日)、いわき市のアリオスで行われた、第66回福島県高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会

において本校の家庭クラブが「学校家庭クラブ活動」の部で最優秀賞(第1位)に輝きました。

12月に宮城県で行われる東北大会に出場することになります。

本校は、いわき沖で捕れるカジキマグロを食材として、いわきのカジキを県内外、日本全国、そして世

界に向けて発信し、復興と地域創生を図ることを研究テーマとして活動してきました。その研究の成果

が認められたことになります。

東北大会での発表にも期待したいです。

 

 

 

 

弓道部も頑張ってます

本校には弓道場はありませんので、学校の近くにある弓道場で練習をしています。

弓道部の活躍は目覚ましく、今年度は男女ともに6月に行われた高校体育大会の東北大会に出場してい

ます。女子団体は東北で2位となりました。

現在は3年生が引退し、1・2年生が中心となり毎日の練習に励んでいます。

弓道部の今後の活躍に期待が持てそうです。

 

全国高校サッカー選手権大会

 本校の全国高校サッカー選手権大会福島県大会が終了しました。本校はベスト16でした。

4回戦で尚志高校と対戦し11対0で負けました。

現在のチームは昨年度の新人戦県大会で3位となっているので実力はあるはずです。しかし、尚志高校

との力の差は歴然としていました。

現3年生はひた向きに練習に取組み、技術力、精神力、体力を高めてきました。満を持してこの大会に

臨んだことと思います。

3年生が引退し、2年生、1年生は3年生を模範として、さらにレベルアップを図っていくものと思わ

れます。

サッカー部の今後の活躍に期待したいです。

 

剣道部 団体戦3位

先日行われた剣道のいわき地区新人戦男子団体戦で3位となりました。

本校の剣道部は男子4名、女子3名です。

剣道部の生徒たちは顧問の指導のもと、毎日意欲的に練習に励んでいます。週末には、他県への遠征

試合に行くなどしています。

ただ、近年は部員数の減少が悩みの種です。これは本校だけではなく、剣道人口そのものが減ってきて

いるようです。

本校の剣道部の生徒たちをみていると、礼儀正しく挨拶もきちんとしています。そして、なによりも行

動がきびきびしていて見ていて気持ちが良いです。剣道をとおして生徒たちが様々なことを学んでいる

ことが窺えます。

剣道人口が増えると同時に、本校の部員数が増えることを願っています。

 

 

 

 

 

今日から中間考査です

今日から水曜日まで中間考査です。

週末にサッカーやバドミントンを始め多くの部活動で大会がありました。恐らく、生徒たちはいつもの

考査前よりも勉強時間が少なくなっていることでしょう。

ある部活動の生徒は今朝早く登校していました。土日にできなかった分を朝早く登校して勉強するつも

りなのでしょう。

時間を有効に使って中間考査を乗り切ってほしいです。

 

 

 

 

不読率

不読率とは、一か月に一冊も本を読まない生徒・児童の割合です。この調査は毎年全国の小中高で行わ

れているそうです。

本校の今年度の調査結果は、男子66%、女子62%でした。この数字は全国平均より高いものとなっ

ています。残念な結果でした。

生徒たちから次のような声が聞こえてきそうです。

「私たちはやるべきことがたくさんあるんです。授業はもちろんのこと宿題もたくさんあります。部活

 動もあります。スマホの時間もたくさん必要です。本を読まなくても、インタ-ネットから様々な情

 報を得ることが出来ます。これらを考えれば、読書の時間がなくなるのはもっともじゃないですか。

 どこかの国の大統領は全然本を読まないと言われていますよ。書類を読むのも嫌いだと言われていま

 す。しかし、大統領になっています。大勢の聴衆を前に演説だってします。」

これに対して、どのように説明(説得?)すれば生徒に読書をしてもらえるのでしょうか。私は説明す

る自信がありません。ただ言えることは、生徒に無理やり読書をさせるのではなく、どんな本でもある

本の一章でも、読んで良かった楽しかった、世界が広がった、という経験を一度してもらうことだと思

います。

本校はそんな環境づくりを一層強化していきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

最近読んだ本から(Make Each Day Your Masterpiece)

最近読んだ本で次の一節が気に入りました。私の箴言となりそうです。

Too often we get distracted by what is outside our control. You can't do anything about yesterday. The

door to the past has been shut and the key thrown away. You can do nothing about tomorrow. It is yet to

come. However, tomorrow is in large part determined by what you do today. So make today a

masterpiece. You have control over that.

(~明日のことはどうにもできない。まだ、明日になっていないのだから。しかし、明日は大方、今日

 何をするかによって決まってしまう。だから、今日を最高のものにしなさい。今日のことはどうにで

 もできるのだから。) 

これは、アメリカで大学バスケットボールの伝説と呼ばれた監督である、John Woodenの著書からの引

用です。

これを読んで思わず「その通り」と叫んでしまいました。将来のことは今何をするかで決まってしまい

ます。だから、今現在を最高のものにして行けば、将来も最高のものになる、ということだと思いま

す。何事も目の前にあるものを丁寧にやることが大切なのでしょう。

みなさんは、どう思いますか。

 

 

 

 

 

全日本吹奏楽コンクールに向けて

 全日本吹奏楽コンクールが今月の21日(日)に名古屋国際会議場で開催されます。

本校は3年連続の13回目の出場となります。

全国大会は各ブロックから選ばれた30校が参加して行われます。30の出場校の内、公立の学校は 

10校で他20校は私立の学校です。私立の学校の中には部員が200人もいるところもあるそうで

す。

 野球を始めとして運動関係の部活動では、私立学校が大会では上位を占める傾向にあります。吹奏楽に

おいても全国大会では、私立の学校が上位を占めているようです。

公立学校の本校は、予算、部員数、練習環境等何かと私立の学校と比べると劣ってしまいます。しか

し、この不利な条件を克服して、少数精鋭の部員を鍛えあげ、全国の強豪校に伍してほしいです。もち

ろん、多くの方々に感動してもらえる演奏をすることも忘れずに。

  

   いわき市長から激励の言葉を頂きました

 

来週から2学期中間考査です

来週の15日(月)から3日間の中間考査となります。

本来であれば考査一週間前は部活動の練習が禁止となります。

しかし今回は、土日に卓球、バドミントン、剣道、サッカー、野球、弓道、陸上の大会が開催されま

す。

そのため、17時30分までの練習が許可されています。

大会後に直ぐに考査となり生徒たちは勉強時間が不足することになるでしょう。しかし、計画的に学習

をすることはもちろんのこと、毎日の授業に集中して臨み、効率的な学習を心掛けてほしいです。

もしかすると、今回集中して効率的に学習することにより前回の考査よりも点数が上がる、ということも

あり得ると思います。

大変でしょうが、勉強と部活動を上手く両立させてほしいです。

 

 

 

 

 

フラガールズ

先日、ある生徒が私の所に入社試験の内定をもらったことを報告しに来てくれました。

この生徒はフラダンスのダンサーになることを目標にしてきたので、その実現に向けて第一歩を踏み出

したことになります。

私は、内定をもっらたことを嬉しく思うのはもちろんですが、誰でもができる仕事ではなく、本人の才

能や努力に大きく左右される仕事に就こうとしていることに嬉しく思います。恐らく、プロのダンサー

になるまでにはこれから越えなくてはならない高い壁が多くあることでしょう。それらを一つ一つクリ

アして、一流のダンサーになってもらいたです。

本校からは、オペラ歌手としてや演劇等の分野で活躍している卒業生が出ています。今後も、本校から

特質した才能を活かせる仕事に就く生徒が出てほしいです。そして、本校で過ごす3年間がその才能を

育てるものであることを願っています。

 

 

 

志望校にこだわる

今しがた職員玄関を見てみると、今年3月に卒業した男子生徒が2人立っていました。声をかけてみる

と、これから受験する大学に提出する書類を取りに来ていたようです。

2人は、「後輩の前で合格体験を話せるように頑張ります。」、と力強く私に決意を語ってくれまし

た。

第一志望にこだわって頑張っている2人には、何とか合格を勝ち取ってもらいたいです。

本校の生徒たちは、ほとんどの生徒たちが現役で大学等に合格しています。ただこれは、入り易いとこ

ろに志望校を変えてしまったり、途中であきらめてしまったりする生徒もいるのが現状だからです。

私はもちろん浪人することを勧めるものではありませんが、生徒たちには高い志を持ち大学合格のため

に一生懸命に最後まで頑張ってほしいと思っています。

今日会った生徒たちから来年の春に吉報が届くことを期待しています。

 

 

 

 

 

 

疑うこと

今年のノーベル医学生理学賞に京都大学の本庶佑特別教授が受賞することに決まりました。

本庶教授は受賞の記者会見で、「一番大事なのは、不思議だな、という心を大切にすること。教科書に

書いてあることを信じない。常に疑いを持って本当はどうなんだろうという心を大切にする。つまり、

自分の目で物を見る。そして納得する。そこまで納得しない。」、と言っていました。

本校の生徒の皆さんは、この言葉をどう受け止めますか。普段使っている教科書や問題集の内容を疑い

の目で見たことはありますか。教科書なんだから間違っているはずがないとか、問題集なんだから間違

っているはずがないと思っていませんか。

私は英語の教員ですが、教科書の中には本当にこんな英語の表現を使うのだろうかと思える表現に出会

うこともありました。大学受験用の問題集等におていは、模範解答の多くに間違いが見つかることもあ

りました。

本校の生徒たちをみていると、解答を丸写ししている生徒は別として、模範解答をみてそれに納得して

しまっている生徒が多数ではないでしょうか。もっと良い解答を導き出そうとする気持ちがやや欠けて

いるのかと思います。

学習においては何事も疑いの目でみることが大切です。そしてとことん探究する気持ちも持ってほして

です。