福島県立湯本高等学校
福島県立湯本高等学校
「私の仕事」、これは先日、92歳で亡くなられた緒方貞子さんが2002年に出版した本です。
皆さんご存知のように緒方貞子さんは国連難民高等弁務官として、難民問題の解決に取組み、国際社会
において真のリーダーシップを発揮された方です。
この本の中で緒方さんは、「世界へ出ていく若者たちへ」と題して次のことを述べています。
① 人間は仕事を通して成長していかなければなりません。その鍵となるのは好奇心です。常に問題
を求め、積極的に疑問を出していく心と頭が必要になります。
② 私は、国の内外を問わず、自分で歩いてみることを、若い世代にすすめます。
③ 若い世代に申し上げたいことは、国際社会で言葉はとても大切だということです。しっかりした
言語能力がなければ、実のある活動はできません。
また、緒方貞子さんが、クルド難民からアフガン難民問題にとどまらず貧困問題など様々な困難に、現
場主義を貫きながら果敢に解決に向けて取組んでいたことが、この本を通してわかります。
世界で何が起きているのかを知る意味でも、機会があったら「私の仕事」を読んでみてください。
昨日、令和元年度学校評価に関する中間アンケート結果をホームページにアップしました。
授業、部活動、進路指導等の教育活動の中心となる事柄について、「十分評価できる」と「大体評価で
きる」を併せると80%以上となり、概ね本校の教育活動が高い評価を受けています。
特に、「心身ともに健康な生活を送るために先生方は親身に相談に乗ってくれていますか。」について
は、生徒及び保護者ともに約90%が「十分評価できる」と「大体評価できる」と回答しています。本
校の先生方が生徒を第一に考えて教育活動を行っている結果だと思います。
ただ、この項目は100%にすべきだと、私は考えています。全ての生徒に、本校の先生方は親身にな
って相談に乗ってくれている、と評価してもらえるようにしていきたいです。
また、ホームページに掲載していませんが、自由記述においては様々な意見・要望が寄せられました。
保護者の方々からは、本校の教育活動に対する多数の温かい言葉をいただくと同時に、本校での指導に
ついての疑問や改善を望む点についてのご指摘を受けています。ご意見を真摯に受け止めより良い教育
活動を行っていきたいと思います。
昨日、外部の方から2本の電話をいただきました。
一つは本校の生徒への感謝の気持ちの電話でした。
本校の生徒が台風19号で被災された方の家の片づけ等を手伝ってくれた、とのことです。人手も足り
ず重い荷物を運ぶことができない状態だったので、若い生徒たちに助けてもらい、本当にありがとうご
ざいます、と話されていました。
もう一つは苦情の電話です。
これは、学校近くのねずみ坂を2列とか3列になって歩いているので、車が通るのに邪魔になる、とい
うものです。道路も狭くカーブしているので、生徒たちが一列で歩いていても車を運転している方の迷
惑になることがあるのかもしれません。
生徒たちの安全にかかわることですので、通学マナーについては学校でしっかりと指導して行きたいで
す。
24日(木)に猪苗代町で行われた第37回県高校駅伝競技大会に、本校の女子陸上部が参加しまし
た。
東日本大震災以前は同競技に参加していましたが、震災以降は参加していませんでしたので久々の参加
でした。
結果は23チームの内16位でした。上位には入れませんでしたが、走者一人ひとりが力を出し切った
ようでした。
また、来年に向けて頑張ってください。
本校は右から4番目です
27日(日)に会津若松市で行われた県高校新人体育大会の剣道競技(女子)で本校の安藤さんが、8
位となり優秀選手賞を頂きました。おめでとうございます。
これからも練習を積み重ねて、さらに上位を狙ってください。
華道部の生徒たちは毎週水曜日に活動していますが、いつも校長室用の生け花も制作します。
今週はミリオンバンブーを使った珍しいものだったので写真に収めました。
ミリオンバンブーは開運竹とも呼ばれ、台湾や中国では縁起の良いものとして、昇進やお祝いの贈り物
としても使われているそうです。
本校では現在3年生が、国公立大学を始めとして専門学校等のAO入試や推薦入試に挑んでいるところで
す。
全ての生徒がこの別名開運竹にあやかり合格を勝ち取ってほしいです。
福島県立いわき湯本高等学校ホームページ https://iwakiyumoto-h.fcs.ed.jp/
〒972-8322
福島県いわき市
常磐上湯長谷町五反田55
TEL.0246-42-2178
FAX.0246-42-2174
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