福島県立湯本高等学校
福島県立湯本高等学校
明日から10連休となります。
ただ、この連休中には春季野球大会が行われます。また、インターハイの地区予選が開催され
る部活動もあります。インターハイの地区予選がない部活動でも、連休明けにインターハイの
地区予選があるために、この連休中に練習試合等が多く組まれています。
本校の生徒は約80%が何らかの部活動に入っています。したがって、この連休中もほとんど
の生徒が学校で部活動をしたり他校に行って練習試合をしたりすることになります。
今世間では、教員の多忙化や部活動のやり過ぎが問題となっていますが、本校では学校におけ
る部活動の意義を踏まえながら、生徒の技術力の向上はもちろんのこと部活動を通して学べる
ことを大切にして行きたいと思います。
今日、生徒会総会及び学校家庭クラブ総会が行われました。
平成31年度生徒会会計予算や平成31年度学校家庭クラブ事業計画などが、歯切れの良い議長の下で
審議され、全ての議案が承認されました。
こういった集まりの時に本校生の態度の良さにいつも感心します。
下の写真からも分かってもらえるのではないでしょうか。
今日の午前中、教育関係の雑誌を読んでいたら、「教員は生徒に継続することの大切さを良く唱える
が、教員自身はどうなのか。」、といった記事があった。記事を書いた方も何かを始めても、三日坊主で
終わることがしばしばだ、とあった。
私自身も振り返ってみると、三日坊主で終わったものから継続してやっているものまで様々だ。しか
し、継続しているものは次のようなものだ。例えば、朝の散歩だ。これは、朝、早く起きて歩くことが
頭と体のリフレッシュとなり、一日を快適に過ごすことになるきっかけになる、と実感できているから
だ。また、NHKの語学講座を聴くことだ。これは、毎日の講座で新たな発見がいっぱいあり、私の知的
好奇心をいつも満足させてくれるからだ。
以上のことを考えれば、自分にとって意味のあるものでなければ継続は難しいのだと思う。教員が生徒に
継続の大切さをいくら唱えても、そのことが生徒にとって全然意味がなければ三日坊主で終わってしま
うのは当然なのだろう。
生徒にとって意味のあるように継続を唱えられるかどうかが、教員の力量になってしまうのでしょう
か。
先週の18日から今週25日まで面接週間です。
本校では、昨年度まではこの面接週間を設けていませんでしたが、今年度から4月と10月に面接週間
を設けることとしました。
昨年度までももちろんクラス担任と生徒との面接は行っていましたが、面接週間を設けることで担任と
生徒がじっくりと話をする時間を確保したいと考えています。進路や学校生活のことなど話すことはた
くさんありますが、この面接を通して一人ひとりの生徒理解に努めて行きたいと思います。
私の理想とする学校は、各クラスはもちろんのこと学校全体が明るく落ち着いた雰囲気になっていて、
教員と生徒がお互いに信頼し合っていることです。
そのためには生徒と教員との心の通じ合う会話が何よりも大切です。この面接週間の間も生徒と教員と
の心の通じ合う会話が交わされていることを願います。
先週、進路の話をしましたが、目指す大学を日本の大学に限定する必要はないと思います。海
外の大学に高校から直接行くこともできます。本校からも一昨年度、アメリカの学校に進学し
た生徒が1名います。私は、本校からもこのような生徒が今後も出てくることを期待していま
す。
下記の写真は私が通っていた大学の写真です。私は10代ではアメリカの大学に行くことがで
きませんでしたが、39歳から40歳にかけての1年間、アメリカの大学で学ぶ機会に恵まれ
ました。
この時には、最先端の英語教育を学ぶことができたと同時に、様々な考えを持つ人達の中で勉
強をし生活をすることで、学ぶことがたくさんありました。そこで学んだことは、後の教員生
活の様々な場面で活かされていると思います。例えば、様々な考えを持つ人をいかに受け入れ
まとめて行くかなどは、私がクラス担任を持っていた時にとても役立ちました。
生徒の皆さん、海外での学びも選択の一つとして考えてみてください。
ジョージタウン大学 私が勉強場所にしていた廊下
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