松坂 ヒロシ先生

松坂ヒロシ先生は私の大学時代の憧れの先生でした。その先生がこの3月で大学を退官されることにな

ります。

当時学生の間で、先生は語学の達人又は天才であると評判であったと記憶しています。NHKのラジオ講

座も担当されていました。

私は1年生の時にテキストにGeoffrey Leechの「A Communicative Grammar of English」を使っての英

文法の授業を受けました。もちろん授業は英語で行われ、英文法の具体例を交えながらの素晴らしい講

義でした。また、人柄もよく一人ひとりの生徒を大切にしながら講義をされていた印象があります。

先生は最終講義で、いつも心がけていたことは、

   What is difficult for them(=students)?

   What questions they have?

   What kind of stress they are under?

だったと語っていたそうです。(残念ながら私は最終講義に出席することはできませんでした。)

この3つをとことん追求していたからこそ、卒業生からいつまでも忘れられない先生として思い出され

るのではないでしょうか。

松坂先生、様々なことを教えていただき本当にありがとうございました。