読解力15位

今日の朝刊の一面では、OECDの国際的な学習到達度調査で日本の「読解力」の結果が前回の8位

から15位に下がったことが大きく取り扱われていました。

下がった原因は、新聞等の報道によると次の2つに集約されると思います。

一つは、以前から指摘されていたことですが、多くの情報の中から適切に情報を選んだり、自分の考え

を根拠を示しながら正確に表現したりする力が不足していることです。

二つ目は、この調査はコンピュータを使って問題を解いていかなければならないが、そのコンピュータ

を思考の道具として使って回答する経験が乏しいことです。

本校の生徒たちのことを考えても、読む力に課題があるように感じています。まず、本や新聞等の読み

物を読んでいる生徒が極端に少ないです。図書館の図書の貸し出し状況も盛んだとは言えません。この

ような状況では、読解力の向上は望めません。

本校の生徒たちにも普段から読む習慣を身に付けさせたいですね。