Arnold Schwarzenegger

アメリカの大学の卒業式では、

有名人がゲストスピーカーとしてスピーチをすることがよくあるそうです。

映画「ターミネーター」で有名な俳優Arnold Schwarzeneggerも、

サウスカロライナ大学で名スピーチをしています。

彼はそのスピーチの中で成功するための6つの法則を話しています。

その一つに、"break the rule"「ルールを破る」というものがあります。

これは、もちろん法律などの決まりを破れ、というものではありません。

過去の因習や仕来りにとらわれず、自分を信じて挑戦しなさい、というものです。

映画界には暗黙のルールがあったそうです。

それは筋肉隆々の怪物のような体の持ち主や、

ドイツ訛りの英語を話す者で、スターになった者はいないなどの暗黙のルールです。

しかし、Schwarzeneggerはその身体を活かしてスターとなりました。

また、映画「ターミネーター」での"I'll be back."というドイツ訛りの独特のアクセンの台詞は、

世界的にも有名な台詞の一つになりました。

映画には向いていないといわれていた

Schwarzeneggerの身体的特徴や彼の持っている全ての力が、

映画界で活躍する上で財産となっていったのです。

今まで欠点であると思われていたこが長所に変わっていったのです。

以上、最近私が読んだ"STAY HUNGRY. STAY FOOLISH."の中から、

Arnold Schwarzeneggerのスピーチを取りだしてみました。

自分の持って生まれた力を上手く活かす生き方をしたいですね。