読書の秋

読書の楽しみの一つはワクワク感だと思います。

そのワクワク感は、本のタイトルや1ページ目の書き出しを読むことで起きる感覚です。これからどん

な世界に読者を連れて行ってくれるのだろう、と半ば不安も混じったワクワク感です。

そして、読書においてはビジュアルなものは一切ありません。書いてあるものを基にして想像するしか

ありません。想像によって頭の中にビジュアルなものを作り上げていくことになります。想像に正解は

なく、想像が無限に広がっていきます。これもワクワク感の一つだと思います。

以上は、あくまでも私の読書の楽しみです。

生徒の皆さん、読書の秋です。本は「こう読むべきだ。」といった決まりがあるわけではありません。

各自が好きなように読んで楽しめれば良いのです。

この秋に、本を読んでみたらどうでしょうか。ほんの数冊でかまいません。

※ 最近私は、村上春樹にまたはまりそうです。「騎士団長殺し」等を読むと私をワクワク感で満たし

  てくれます。

  もう少しでノーベル文学賞の発表ですが、今年は受賞できるのでしょうか。

      

     廊下に面白そうな本が紹介してあります